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初めての三か月検診

今日は三か月検診だった。


血液検査の結果は問題なく、「全く健康ですね!」と主治医に力強く言ってもらった。


次回の検診は三か月後、ゴールデンウイーク明けだ。


また三か月、何も考えずに「普通に」過ごしていいんだよと。

帰りの空はより高く、青く、気持ち良く晴れていた。

 

乳がん発覚から手術、抗がん剤治療など諸々、予定していた治療が終わってから初めての三か月検診。


ドキドキしなかった訳ではない。


がんの再発、転移はいつどのタイミングでも起こる可能性がある。


今考えても仕方がないと、その不安を見ないことにして前に進む。主治医に呼ばれて入る診察室。いつになればここに来なくてよくなるのか。まだしばらく、いやずっと、不安なくここに入ることはないんだろうな。


ステージに関係なく、「がん」を患うということは、そういうことだと思う。


検診のたびに心のどこかに不安がよぎる。


次の検診まで、また三か月。


与えられた時間を精一杯充実させて生きたいと、今日は特に強く思う。


充実した生活とは、普段のなんでもない日常だったりするのだけれど。



検診後、辛いものが好きな兄を家に呼んで一緒にグリーンカレーを食べた。先日頂いた神戸の美味しいパンも兄と一緒に食べた。両親のことを話したり、この先どんな生活がしたいのかとか、取り留めのない話だけれど、兄とゆっくりランチタイムを過ごせて良かった。いろいろ心配かけて、ごめんね。両親のこともいつも、ありがとう。



またコロナで気軽に人に会えなかったりもするけれど、、


会いたい人に会い、

伝えたいことを伝えられるのは、

幸せなこと

 

それにしても、いつも採血で泣く。。。


抗がん剤治療で血管痛めてからいつも手の甲から。。。

今日もすんなりいかずやり直し。。。

申し訳なさそうにする看護師さんに申し訳ない気持ちになるなぁ。。。




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